作業療法士ってどんな感じ?
このページでは、作業療法士について全く知らない方に向け、基本的なことを軽めにサラッとお伝えできればと思っています。(^^)
※詳しく知りたい方にむけて「まとめ」を作ってご案内できればと思ってます。m(_ _)m
【作業療法士って何をする仕事なの?】
「作業療法士」の役割は主に、怪我をされ体が不自由になってしまった方に対して、病院などの施設内で日常生活などで必要な「作業」を通じたリハビリテーション(社会復帰のための体の機能回復)を行うコメディカル(医療従事者)の中の役職の一つです。
理学療法士と違う点は、摂食障害など「心」が原因で起きる身体的な疾患にも対応が出来る点です。
※コメディカルについては理学療法士のページで解説しているので割愛しますね!
作業療法士は日常生活の中で欠かせない「作業」である、着替え、入浴、食事、などのセルフケアや、仕事・趣味などで必要な「細かな動作」を患者様の「今の状態・残存機能」で無理なくこなせるよう環境を整えたり、負担を掛けない安全な動作を教えていくことでサポートしていく仕事です。
またコメディカルの中で唯一、精神疾患にも専門的に対応している職種です。
患者様に限らず全ての方に、日常生活ので必要な「作業」を通じて、形のない「心」の回復も支援が出来る職業です。

作業療法士に必要な基礎的な知識は、理学療法士に必要とされる知識ととても似ています。
作業療法士には、+αで「心理学な基礎知識」と、「心理面への治療の知識」が追加されるかと思います。
作業療法を実際に行なう流れとしては、理学療法士のところであげたと順に似ています。
なのでここでは、患者様と決めた「目標達成」への流れを1~5に分けてざっくりまとめて伝えていきますね。
1.アセスメント
(検査などの初期評価を含めた情報収集と、患者様や家族のニーズなど必要な情報の理解)
2.治療計画
(集めた情報から、予後の予測、治療計画と途中の目標をいくつか立てます)
3.実施
(目標を意識しつつ、患者様の体調・経過に合わせて、無理がないように実施していきます)
4.再評価
(プログラムの実施の効果がどの程度あったか、患者様のニーズに答えるものか?)
5.目標の達成
このように1~4の過程を経て、目標の達成を目指していきます。

※余談ですが、理学療法でも心理学という科目はあるにはあります。でも専門ではないので、ほんとにおまけの様な形だけの授業であることが多いですね。
そのせいもあってかはわかりませんが、理学療法士の方はズバズバと物を言う人が多いイメージです。
これが災いしてしまって、初めて会う患者様と信頼関係が築けず、リハビリテーションを拒否されてしまうケースもチラホラ…。(もちろん、そうでない理学療法士さんもいらっしゃると思いますが。)
これが職業間での感覚の違いですね。
なので患者様との関係性を築く能力や心理的観察については、専門性がある作業療法士と視点が違うので、作業療法士さんのほうが平均的に高い傾向があるのかな?と思います。もし信頼関係で困っている別の職種がいた場合助けになれる職業でもあると言えますね。
![「ヘルプマークの所持者が困っていたので、優しく声をかける女性」の写真[モデル:土本寛子 ナリシゲ]](https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/helpIMGL6431_TP_V.jpg)
【作業療法士ってどんな感じ?】如何だったでしょうか?少しでもお役に立てていれば幸いです。
私が知りあった理学療法士や作業療法士の専門学校生徒さんの実際の声などをお届けすることで、少しでもお力になれば良いと考えています。
下調べが足りず。歴史はあるが放任主義な学校を選んでしまったこともあり、1年目に勉強の仕方がわからず留年してしまったことで奨学金を打ち切られてしまった。
その後アルバイトの掛け持ちで寝る時間や勉強時間もままならず、進級もギリギリの状態で体調を崩し入院したり苦労した。
絶対数は少なくとも苦労された方は、確実に存在しているのが現状です。
こういった事態を避ける為にも、事前の情報収集には万全を期しましょう!
※在学中は3年間毎日通うことになりますし、学費は300万円~500万円ほどかかります。結構な値段と時間の投資になりますので、最低でも10ヶ所以上見ておく方がおすすめです。(間違うと最悪の環境で3年間過ごすことになりかねません…)
ベスト進学ネット入手できるパンフレットや、オープンキャンパスでの情報収集はもちろんですが、Google マップでの口コミや2ちゃんねる、5ちゃんねるも予め見ておくと良いですね。
オープンキャンパスやネット情報など雑多な情報の中で「見ておくべきポイント」についても、いずれお伝えできたらと思います!
また、パンフレットには願書なども含まれているので、実際に応募を考えている学校のパンフレットは、書き間違えた時用に何冊か取り寄せておくと便利ですよ。
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