過去の不安で思い出したくない記憶を癒やす方法とは?

「思い出すと恥ずかしくて死にたくなる。」「思い出すと情けなくて、不安で何も手につかない。」「思い出すとなんでそうしてしまったのか!と自分を責めてしまう。

そんな思い出したくもない過去の思い出が、誰にでも一つはありますよね。

今日はそんな思い出したくもない、過去の不安を癒やす方法についてご紹介していきたいと思います。

「入ったら戻れない森」の写真

【なんで不安を何度も思い出すの?】

不安や不快感とは本来、危険を避け生き延びるためにとても重要視されていた感情や感覚だったからです。

過去の失敗や不安・恐怖感を忘れてしまわない方が、結果として危険を遠ざける事ができ生存率が高かった為、生存に有利だったという遺伝的な機能の名残です。

なので不安なエピソードを何度も繰り返し、まるで体験したかのように強く感じ「特定の事を避ける」のは、生存本能が優れていた証でもあるのである種仕方のないことなのです。

「夜に明かりを灯すランタンと女性」の写真[モデル:さとうゆい]

【過去の不安を癒やす方法とは?】

「大変だったね」と実際にあったことや感情を否定せず、「過去形」で受け入れてあげることがとても大切になってきます。

フラッシュバックのように嫌な体験を思い出しているときは、まるで今体験しているかのように悔やんだり不安に感じる事が多く、不安感から動けなくなったり、目の前の事に集中できなくなることも良くあります。

なので「大変だったんだな」「大変な時期もあったね」などの言葉を、思い出して苦しんでいる自分に優しくかけて、癒やしてどこまでも甘やかしてあげてください。

客観的に「一度終わったことなんだ」と再認識することで、その当時の不安な感情を受け止めてから、「もう不安を感じる必要はないよ、もう大丈夫」と自分で自分を守る事を約束して、過去の辛い経験に距離を取るようにしていく必要があります。

不安を感じたときは、とびきり自分に優しくしてあげてください。

昔の不安な出来事を再生することではなく、自分を自ら幸せにしてあげる力があることを理解して、今を幸せに生きること、今の目の前の小さな幸せに集中するようにする習慣がつくと、不安に苛まれることが次第に減っていきます。

不安を感じた時は、「目の前の温かいお茶、ふかふかのベッド、好きな本」など、なんでも良いので小さな快楽を取り入れ自分を幸せにしてあげましょう。

「レースとマカロン」の写真

刻まれた傷はとてもゆっくりですが、少しずつあなた自身があなたに送る「小さな幸せ」で癒えていきます。

つらい過去は、その当時のあなたが辛いなかそれでも最善を求め、できうる限りの努力をしたという証なのです。頑張った自分を抱きしめてあげましょう。

過去を乗り越えようと向き合い、苦しみ、もがいて生きているあなたは惨めなどではありません。

それは傷を知らない人より、よほど強くて美しい姿だと私は感じます。

また目の前の小さな幸せを優先するようにすると、自分を主役に考え、大切にする習慣もつくので危ない物から自然と距離を取ることができます。

快適な環境を自ら選び、自分を守る能力もつくので一隻二丁ですので試してみてくださいね。

【過去の不安な思い出を癒やす方法とは?】如何だったでしょうか?お役に立てれば幸いです。(^^)

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