布ナプキンの効果ってあるの?
布ナプキンってなんとなくエコで体に良さそうなイメージがあるけど、実際どんな効果があるのか詳しく知りたい!
そんな布ナプキンビギナーさんに向けて私が実際に使って感じた情報や、購入するにあたって調べた情報をまとめました!
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【私が実際に使って感じた効果とは?】
1.通気性がよくムレが軽減したおかげで、かなりデリケートゾーンがかぶれづらくなった!
私の場合使い捨てのケミカルナプキンでは、いくら「オーガニックコットン使用」とされている物を使って一日3~4回ほど小まめに換えるようにしても通気性が悪いためすぐに蒸れて、かぶれが出てしまっていていました。
フェミニーナ軟膏などのかゆみ止めも塗ってはいたのですが、効果は気休め程度で酷い時は全くかゆみが収まらず。毎月真っ赤に腫れてかさぶたができてしまったり、全く根本的な解決には至らなかった記憶があります。
生理予定日を記録して、そろそろ?と思った時期に着けておくなど生理初期の事前準備もしていたのですが、ケミカルナプキンを使用していた時は、生理初日に向けての事前準備を始めて着用一日目にして容赦なくかぶれた思い出があります。
また布ナプキンではパンティライナー用など小さなサイズもあるので目的に合わせて選ぶことができ、初日用の事前準備もコンパクトに済ませることが可能です。
市販の貼り付けて使うタイプの使い捨てパンティーライナーだと、平均的に面積が小さすぎる傾向があり、生理初期の事前準備として使用すると、失敗してしまう確率が高く悩みの種でした。
布ナプキン使用のパンティライナーは面積広く設計されている物が多く、使い捨ての物より吸収力がある程度あるので生理初日に気づくのが遅れたときでも下着まで汚れてしまうといった失敗がかなり減りました。
生理開始前の準備として布ナプキンタイプのパンティライナーを普段から使用すると、かぶれる・失敗するなどのストレスなく準備ができますし、何よりかぶれないので生理前・生理中と今は快適に過ごせるようになりました。
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2.出血量が減り、痛みが軽減した!
ケミカルナプキンを使用していた時は平均して2週間後くらい少量の出血が止まらず続いていたり、初日から三日目くらいまでバファリンなどの痛み止めを使用しても効かなかったり、2~3日目は特に出血が多すぎてナプキンから溢れてしまったりしていました。
ですが布ナプキンを使用してから出血自体は大体一週間で終わり、痛み止めが必要と感じることも初日の1日目だけで、痛み止め使用すればしっかり効くになり、出血量自体も減っていて溢れてしまうということもかなり少なくなくなりました。
というのも、紙ナプキンに使用されている石油製品や化学製品がら出る科学物質(環境ホルモンのようなもの?)粘膜から取り込まれ刺激になることで痛みを誘発したり、あるいは取り込まれてしまった科学分質排出するために、出血量が増えるのではないか?ということが仮説として予測されているそうです。
また紙ナプキンには冷えピタなどに使用されている吸水ポリマーが使われているため、吸水ポリマーの性質としてある冷却作用によって触れている部分から体温が奪われてしまい、冷える事で血流が悪くなり血が塊になって排出されずらくなることから排出時に痛みを誘発してしまうという説もあるそうです。(※諸説あります)
なのでホッカイロなどでお腹を温めると血行がよくなり、サラサラと流れてくれることで排出時の刺激が減り痛みが和らぐ事が多いとされているようですね。
(私も温めると痛みが和らぐので、いつも腹巻きとカイロを愛用しています。ちなみに愛用の痛み止めはバファリンルナです。)
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いずれにしても私の生理痛や出血量自体は、かなり軽減されました!
※人によっては出血期間が3日と極端に減ったというケースで、お医者様に報告したところ「不正出血ではないか?」などと言われたほど軽くなったというお話もあるほどです。とはいえ生理不順の可能性もありますので、極端に出血期間が短い場合は一度検査を受けておく安心ですね。
論文でも布ナプキンの使用で生理の不快感が軽減されたという論文が発表されているほどです。
(以下論文のリンクです☆)
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https://ci.nii.ac.jp/naid/110007098024
3.着用時の肌触りがよく、カサカサという音がしない!
ケミカルナプキンは装着面がゴワゴワしていて装着感が強く、動くと防水に使用されている安価な薄いビニールの端が化学繊維特有のカサカサとした肌が擦れるような異物感を出し、歩いたりマッサージを受けるときなどは実際カサカサという音がしていて、思い返すととても不快に感じていたように思います。
ですが、布ナプキンにして驚いたのは装着感がとても自然で、肌触りがショーツと変わらず肌にストレスを感じなかったことと、布ナプキンは防水の為に「防水布」という布を使っており、ビニールなどは使用していない為、マッサージを受けてもカサカサという音が全くせず安心して快適に過ごせたことが印象的でした。
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4.使用直後は布ナプキンの方が臭くない!
使用直後の布ナプキンは純粋に鉄のような血の匂いはするのですが、防水布の機能として血は通さず蒸気など湿気は通してくれるので、雑菌の繁殖がある程度抑えられるのかケミカルナプキンほど臭わないように感じています。
ケミカルナプキンは安価なビニールを防水布の代わりに使用して作られているので、蒸気も逃せない作りになっており、より雑菌が繁殖しやすい分匂いを発しやすく、科学的な香料を使って香りでごまかしているのかな?と私は感じています。
※とはいえ布ナプキンも夏場に浸け置きしたままで忘れ、数日放置してしまうと雑菌が繁殖しタンパク質が雑菌に分解される特有の腐った卵のような強い匂を発することがあるので、持ち歩く際は防水パックに入れる前に殺菌作用のあるスプレーなどを軽くふりかけておいて、その日のうちに軽く石鹸などで一度もみ洗いしてすすいでしまうのがオススメです!
5.紙ナプキンより経済的!
紙ナプキンでは最安値の物をまとめ買いして1年で約4000円、なので3年で12000円ほどになるのですが、布ナプキンの場合はスターターセット(夜用2枚、昼用4枚、パンティライナー4枚、セスキ炭酸ソーダ一袋)が約1万円くらい。
なので初期の導入コストは紙ナプキンよりかかるものの、長期的なランニングコストは(約3年ほど)使うと布ナプキンのほうが安く経済的なんです☆
更に20年ほど使うと紙ナプキンだと安いもので8万ほどかかるのですが、布ナプキンの場合は自分の好みの物を使える上に、初期コストの1万のみと安くなるのでその分自分の好きなこと、自分を大切にすることに使えるんです!
私もnunonaのスターターセットを買って以来8年ほど使っていますが、nunonaのナプキンはほつれなどなく全く問題なく使用できています。(^^)
私が当初に購入したカラーと同じ枚数のセットのものがこちらです!
他のメーカーでは送料無料・使用後の返金保証などがあるものは
ほとんど見つけられず…
肌に合わなかった場合なども考え、安心感があったことが
個人的には購入の決め手でした。
↓
6.買い出し、ゴミ出しのストレスがなくなった!
よく生理中に紙ナプキンが切れてしまって、痛いお腹をさすりつつ近所のドラックストアに行って、気まずそうに紙袋に入れてくれる若い男性店員に気を使ったり、痛みでイライラしつつ包み終わるまでの気まずい時間を過ごすこともストレスでした。
自宅では使用済みの生理用品を入れるために、トイレのゴミ箱に黒のゴミ袋を使って中身が見えないようにしたり、匂いは出ないよう小まめに袋をかえたり、芳香剤をゴミ箱の横に置いたりしていました。
外では使用済みのナプキンを捨てるため、出先のトイレで他の人の使用済みナプキンの入ったゴミ箱を触らなければならないこともじんわり嫌でした。
それに友人や彼氏の家のトイレのゴミ箱に捨てるか悩んだり、悩んだ末持って帰るために包んでは見たものの、もって帰る準備もしていないので、バックやポケットの中で開いたり滲んでしまったりしないか心配してみたり。
これらがまとめてなくなったことは、とても嬉しかったですね!
7.デザインが多数あり、好みに合わせて楽しんで選べる!
使い捨てナプキンだと可愛いものもあるのですが、しょせん使い捨ての消耗品。なので、なんとなく実用だけを考え、コストを低く済ませるべく安いものを選び、下着のように肌触りやデザインにこだわることなく常に選んでいました。そのため無機質で全くかわいいとは思えない、快適どころかもはやかぶれるだけの紙ナプキンを手に取るたび、なんだか憂鬱な気分になり、紙ナプキンとかゆみ止めを入れていたポーチまで、いつの間にかなんとなく嫌いになっていたのでした。
ですが布ナプキンを選ぶときは、お値段が結構しっかりしていたことや、長期的に使うことを考えて一番好きなカラーやデザインで快適なものを選ぶようにできたので、結果的に自分を大切にすることができたと感じています。
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8.布ナプキンは妊娠にも効果があるという説がある !
紙ナプキンは別名「ケミカルナプキン」と呼ばれていますが、その理由は使われている材料が安価に手に入る石油製品がベースに使われていることが名前の由来となっているようです。
肌にあたる布部分の材料は薬剤によって漂白されたポリプロピレンなどの化学繊維がベースとなっており、吸収体として吸収ポリマー(冷えピタのプルプル部分に使われている物)を使用し、清潔感を演出するためのデオドラント剤や香料などの人工的な化学物質が含まれているということ。
これらの化学物質を合わせて作られた紙ナプキンを長期的に使用することで、どのような影響が人体にあるかは論文などのようにデータを集めて解析はされておらず、未知数つまり証明はされていない状態のようです。
(※現時点では無害なのか有害なのかは、それぞれの仮説はあっても紙ナプキンの長期使用の影響について証明はされていない状態かと思われます。)
紙ナプキンが有害とする説では、膣の粘膜は皮膚のような角質層がないためバリアー機能がとても低く、治療用の薬剤や環境ホルモンのような物?(経皮毒などとも仮定で呼ばれている)など、科学物質の吸収率が皮膚に比べとても高く、粘膜の部位にもよるのですが約13倍から最大42倍ほど皮膚より吸収率が高いため。
紙ナプキンに使用されている科学物質が、粘膜から取り込まれることで何らかの環境ホルモンのような影響を人体に与えているのではないか?とされているようです。
(なお温度が上がると血流が促進され、取り込まれる科学物質が増加する傾向があるという仮説もあるそうです。)
今現在、布ナプキンを使用での妊娠確率の変化などを調べて分析した論文などはまだないので、布ナプキンの効果は科学的に証明されてはいないです。
ですが、口コミなどで妊娠の値が低く妊娠が難しかった人が、おりものシートやナプキンを全て布製の物を使用するようになってから値が上昇し、お医者様に驚かれたなどの口コミを複数件見かけることから、妊娠と布ナプキンの使用は、外的要因として何らかの因果関係があるのではないかと考えています。
いずれにしても、有害な化学物質の粘膜吸収を避けるという仮説を信じて妊活をする場合は、
普段から化学物質の吸収を避けるため、毎日使用する「おりものシート」も布製のものにする必要があるのかな?
と私は考えています。
![「お腹が痛い女性」の写真[モデル:Lala]](https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/PAK85_lalaonakaitaidesu20140321_TP_V.jpg)
9.布ナプキンは子宮筋腫にも効果があるという説がある!
こちらも布ナプキンの妊活効果説と似ているのですが、紙ナプキンには環境ホルモンが含まれており、粘膜から吸収することによってなんらかの負の影響を与える可能性があるという説がベースとなること。
口コミなどの体験エピソードで
・手術適応とされたチョコレート嚢胞が布ナプキンの使用後半年ほどで手術適応から外れた。
・布ナプキン使用後、子宮筋腫や子宮内膜症に改善傾向がみられた。
などのエピソードを頻繁に見かけることから、データーを集め解析した論文などで因果関係は証明されてはいないが一定数はこういった傾向があったらしいことから。
症状の変化に布ナプキンは外的要因として何らかの影響を与えている可能性があるのではないか?と仮説が立っているようです。
あくまで個人的な体感としては布ナプキン使用での体調の変化が大きかったと感じているので、症状に関わった大きな要因なのではないかと考え、今後も布ナプキンと布パンティライナーを愛用していきたいと思っています。
【布ナプキンの効果ってあるの?】いかがだったでしょうか?お役に立てていれば幸いです(^^)