布ナプキンの簡単な洗い方とは?
使い心地の良いふかふかの布ナプキンですが、「布ナプキンどう洗うと汚れが落ちやすいのかわからない。」「買う前に洗い方など調べておきたい。」そんな布ナプキンビギナーさんの為に洗い方についてまとめてました。

【布ナプキンを洗う時おすすめの洗剤とは?】
私が実際に使った洗剤についてまとめて行きたいと思います。
・セスキ炭酸ソーダ
肌に触れるものですので、オーガニックでできるだけ肌に優しい自然な洗剤としてよくおすすめされています。布ナプキンの販売サイトではセット内容でも含まれるほど、とてもポピュラーに紹介されていますね。◎
私は初めの頃、予洗い(大まかな汚れを落としておく)知識がなく、なんとなく初めから浸け置きしてセスキ炭酸ソーダを推奨されていた通り小さじ1杯を浸け置き用の容器に混ぜて溶かし、洗う3時間くらい前に浸け置きして汚れを浮きやすくしてから手洗いをしていました。
予洗い無しで浸け置きをすると確かにある程度汚れが浮いて落ちやすくはなるのですが、デメリットがいくつかあるのでオススメできません。
・浸け置きのお水が真っ赤になって中々衝撃的な感じになってしまうし、漬けたまま忘れて一日以上置いてしまうと夏場は特に匂いが出やすいこと。
・いざ手洗いするときにセスキ炭酸ソーダ特有のぬるぬる感が出ることが苦手だったことや、刺激が強くちょっと手に染みてピリピリしたり、手荒れしたりする。
なのでこの手順での使用はオススメしません。☓
セスキ炭酸ソーダを使用するときは石鹸などで予洗い&すすぎをしっかり終わらせてから、シミが残るときだけ浸け置きに使うとそのままネットに水ごとザッと移して洗濯機を回せるので手荒れせず使えるので便利です◎
抗菌作用のあるアロマなどを漬け置き使用すると尚匂いが抑えられていいですよ♪
・重曹
100円ショップなどでも見かけるほどポピュラーで手に入りやすく、セスキ炭酸ソーダのように体に優しいのがメリットです。使い方はほぼセスキ炭酸ソーダと同じですね。
私は布ナプキンの消臭と汚れを浮かせやすくするのために持ち歩く、小瓶のスプレーにセスキ炭酸ソーダか重曹のどちらかを溶かした水+抗菌作用のあるアロマの精油数滴(ティーツリー、ユーカリ、ラベンダー)を入れて使っています。
好きな精油をおまけに足してすきな香りを楽しむのも、ちょっとした贅沢みたいで自分を特別待遇しているようで気分がいいですよ♪(遮光用ガラスの小瓶を使用すると精油が日光などで変質しづらくいいそうなので使用しています。)◎
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・石鹸
石鹸は市販されているだけあって、安価で手に入り易く汚れの落ちは良いです。◎
ですが少し問題に感じるのは、石鹸を直接ナプキンの汚れに擦りつけるのが自然な使い方なのですが、手洗い用の石鹸と兼用で使用するのは何処と無く抵抗があり、ナプキン専用の石鹸を置いていた事がありました。
ですが、伝えていても見分けのついていない家族(主に男性陣)がナプキン用石鹸を手洗いなどに使っていたことが何度かあってストレスに感じたこと。☓
また石鹸自体に茶色の泡がついてしまうので、使い終わったあと石鹸自体を流す必要があり(うっかりすると茶色い泡が石鹸周辺に残っていたりする)手間なので私はあまり使っていません。☓
プッシュ式のハンドソープだと、お肌にも優しく使い勝手が良いかもしれませんね。◎
・ボディソープ
当然ながらお肌に優しく、ポンプ式の物で汚れの落ちも石鹸に劣らず、石鹸のように本体が汚れてしまうこともないので手軽に使えて私は一番良く使用しています。
体を洗う時一緒にもみ洗いできてしまうのが良いところですね。◎
・酸素系漂白剤
主に色柄物用の漂白剤ですね。布ナプキン自体かわいい柄のものが多いので、生地や柄を痛めず汚れを落とすために良く使っています。
もみ洗いしてすすいだ後にシミが残ってしまったとき、サッその箇所に原液のままかけてそのまま洗濯カゴに入れるか、洗濯機にポイできるので手軽で便利ですね。◎

【布ナプキンの簡単な洗い方ってどうするの?】
洗い方がわからないとちょっと困りますよね。
私も初めの頃はポイントがよくわからないまま、なんとなくやって失敗してしまった思い出があります。
そんな布ナプキンビギナーさんに向けてポイントをまとめていきたいと思います。
1.洗剤を汚れたところにつけて、汚れているエリアを軽くもみ洗いする(予洗い)
ここで大まかな汚れが落ちて、主要な汚れを浮かせることができます。(経血の場合でも、おりものの場合でもステップの進み方は基本的に変わりません)
この時あまり強く擦っても汚れの落ちは変わらないし、生地が痛むだけなので生地の中の汚れに洗剤を馴染ませて、汚れを浮かせ、生地の中から出していくことを意識して洗うと汚れが落ちやすいかと思います。
2.もみ洗い後はしっかりすすぐ
丁寧にもみ洗いして浮かせた汚れを生地から出す為に、すすぎが一番大切な工程だなと私は感じています。(すすぎで大半の汚れが落ちてしまうと思いますので。)
すすぎが甘いと他の洗濯物に汚れが移ってしまったり、せっかく浮いた汚れがナプキンの生地に残ったままになってしまいます。
洗面台やバケツに水を溜めて手でザブザブしてすすいでも良いのですが、ナプキンのためだけに水を溜めたりするのがめんどくさいなーと私は感じていました。
なので体を洗う時足元に置いておいて、髪を洗ったり体を洗ったりした時お湯が流れるところに置いておくことで、勝手に水の流れですすぎが半分以上完了するようになってからは、かなりすすぎが楽に済むようになりました。
3.ネットに入れてから洗濯機に入れる(本洗)or浸け置き
すすぎをしっかりしていると8割~9割の汚れが落ちているので、色移りはめったにしません。
私は他の洗濯物と一緒にそのまま洗濯機に入れています。
もし生地に汚れが残ってしまったときは、生地に直接、色柄物用の漂白剤をシミに原液でかけてそのまま洗っています。
それでも落ちない場合は、重曹やセスキ炭酸ソーダを溶かした水で浸け置きをしてから洗ったりしています。(抗菌作用のある精油を数滴入れておくと、匂いが抑えられていいですよ♪)

【布ナプキンの干し方は?】
「どこに干したら良いだろう?」「家族に見られたくない。」など、布ナプキンビギナーさんはいろいろ気になりますよね。干し方についてもまとめて行きたいと思います。
外にそのまま干すのはそもそも抵抗があるかたも多いかと思いますし、女性の一人暮らしだと下着泥棒なども心配ですよね。
なので私は、下着類やナプキンは分けて基本的に室内干しにしています。
布ナプキンは夜用など厚みがあるものは乾きづらいので、エアコンなどの空調の下に移動できるように小さな金属製のピンチハンガーを使ったり、もっとコンパクトな物だとハンガーにピンチがついた物を使っています。
枚数やスペースによって使い分けると便利ですよ!
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プラスで私は家族に見られたくないので、目の細かい円柱型洗濯ネットの真ん中に穴を開けて蚊帳のようなカバーにしてピンチハンガーにかけています。
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大きめの洗濯ネットは比較的手に入れやすいし、真ん中に穴をあけたりしなくてもピンチハンガーのフック部分を出してチャックを閉めればそのまま使えます。
通気性も良く、しっかり風が通るので目隠しとしてバッチリですよ。
手作りが嫌いでなければ薄いハンカチなど風通しのいい生地を使って、下着や布ナプキン用のピンチハンガー用のカバーを作っても可愛いですね。
ベランダで干す場合は物干し竿の外側に大きめのタオルを干して視線を遮ったり、予め視線より低い高さの位置に干せる場所を作るなどすると、外から見えないので安心して干せますよ。